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2019.8.20
楽天も遂に全品送料無料に!?
ユーザーからすると一見嬉しいように見えるこの楽天の試みですが、 楽天市場店がこの度発表した『共通送料無料ライン」の導入。 一見すると、楽天市場が思い切った施策を打ち出したように見えるのですが、 その送料は誰が負担するのか? この発表を見ると、一般ユーザーからすると、楽天が送料無料を発表するなんて、 「太っ腹!」「さすが!」「楽天はやっぱりすごいね!」 なんて言葉が飛んできそうですが、実はこれには大きな裏があるんです。 その送料を負担するのは、「お店側」なんですね。 その判断を勝手にするという、なんとも強気というか、エゴというか、 ただでさえ最近送料が値上がりしてきているというのに、そこに送料まで出店者側に負担させる、 結果として、お店側は、送料を商品代に乗せる必要が出てきます。 そうなると、結局送料を負担するのはユーザー側となり、楽天市場全体の商品価格というのが、 その点、amazonは、アマゾン倉庫に預ければ、非常に低価格で配送可能ですし、 システム面でも、最近はヤフーやアマゾンに遅れを感じることも多く、 送料無料ラインが、吉と出るのか、凶と出るのか。 楽天側からすると、データ収集を繰り返し、2年も費やして出た結果、価格ではなく、利便性で売り上げアップを図れる、 導入は、2020年の年初を目処にということで、現在楽天のコンサルタントは各出店者様に説明に回っている状況のようです。
果たしてこれは吉と出るのでしょうか。
ユーザが楽天市場の各出店店舗で1度に3,980円(税込)以上お買い物をすると、
送料が無料になるという施策です。
そこでふとした疑問が浮かび上がってきました。
出店者側からするととんでもない施策です。
というのはどうかと、正直思います。
安い、というイメージから、それほど安くないイメージになっていくように感じます。
楽天は結局アマゾンとの価格勝負に打ち勝つことができるのか、正直疑問です。
さらにヤフー、アマゾンは0円から出店できるのに対して、楽天は何十万も支払って、
さらに厳しい審査もあることを考えると、今後の楽天に不安を感じずにいられません。
という強気な姿勢というのは今も変わらず、今後の動向に目が離せないといったところです。
これから出店をお考えの方は、検討材料の一つにしてください。