• スタッフブログ

2019.8.16

そんなコト考えた事なかった!?

みなさんはお盆休みは何をして過ごしましたか?
私は子供が小さいこともあって、ほとんどを家で過ごしました。

我が家はクイズ番組が好きで、お盆休みに関わらず毎週様々なクイズ番組を観ています。
アタック2599人の壁、ネプリーグ、東大王、ミラクル9、トリニクって何の肉等など

その中でもたまに衝撃を受ける番組が、『そんなコト考えた事なかったクイズ! トリニクって何の肉!?』。
昭和生まれのパネラーが平成生まれの解答者に『知っていて当たり前である常識』をクイズにして出題するという番組。
平成生まれとかゆとり世代とか、そういうひと括りで言うのは好きじゃないのですが、番組がどうのこうのは置いておいて

「自分は知ってて当たり前と言うか常識なんだけど、いつ知ったんだろう?」って思うわけです。

例えば

  • 牛肉は牛の肉、豚肉は豚の肉、ではトリニクは何の肉?
  • 車はガソリンで動いているが、電車は何で動いている?
  • カツオブシは何をカタくした物?
  • 親子丼の親子って何と何?

学校で習ったのか、テレビで観たのか、親に教えて貰ったのか
色々な経験や体験が複合的に合わさって知識となっているのだと思いますが。
今の時代、調べれば何でも出てくるネットの時代。
でも、疑問に思わないと調べもしないし知識にもなりませんよね。

例えば上の問題でも、

  • 電車はどうやって動いているの?
  • カツオブシってどうやって作られるの?
  • なんで親子丼って言うんだろう?

と疑問に思い、その答えが知識になります。

ここで、”自分で疑問に思って答えにたどり着く”ことが多分重要なんだと思うんです。能動的か受動的か。
だってクイズ番組をたくさん観ていても、知識となるのはほんの少しで結構忘れるんです。

仕事でも同じで、何事に対しても「なぜ?」と疑問を持つことが大切なんだと思います。
「疑問力」なんて言葉もあるみたいですね。

私はディレクターと言う職業柄、デザイナーにあがってきたデザインに修正をお願いする事が多々あります。
その指示の際に、なぜここをこう修正して欲しいのかも記載するようにしています。

例えば簡単なこんな例
ディレクター「ここの文字を赤にしてください」
デザイナー「分かりました赤にします。」
ディレクター「あ、うーん

理由をちゃんと書くと
ディレクター「ここの文字を強調したいので赤にしてください」
デザイナー「じゃあ赤だと全体的におかしいので、○○の方法で強調しますね」
ディレクター「お、いいね!」
ってなるわけです。

疑問を持ってくれるデザイナーであれば、修正指示の理由も考えた上で修正してくれます。
お客様からの修正指示に対しても、なぜこう修正して欲しいのか意図を考えてから受けるべきです。

疑問を持つことって本当に大切なことなんだなと思います。
みなさんも日々疑問を持って生活してみては?
意外と疑問が溢れていますよ。

-->